北見市は25日、JR北見駅前の商業施設「まちきた大通ビル・パラボ」5階に未就学児向けの遊び場「屋内子ども遊戯場」を開設しました。辻直孝市長が力を入れる子育て支援策の一つ。多彩な遊具をそろえ、天候に左右されずに楽しめる空間になっています。

 遊戯場は約385㎡。0、1歳児専用の「あかちゃんエリア」、他の幼児向けの「遊びのエリア」などにわかれ、ビニールの輪の中に入り回転して遊ぶ「サイバーホイール」や滑り台、積み木などの遊具がある。絵本約300冊は、子育てを終えた市職員らが提供。また、きたみワッカマツリ実行委は、8月のイベントに向けて製作した、突起物を頼りに壁をよじ登る「ボルダリング」の設備を無償貸与。イベント期間中以外は常設するといいます。

 市内の乳幼児向け遊び場としては、子育て相談センターや児童館があるが、混雑するケースが多い。このため数年前から子育て中の母親らが、市に全天候型の遊び場整備を求め、今年1月に辻市長が就任後初めて開いた「移動市長室」でも要望していた。

 開設セレモニーで辻市長は「親子の触れ合いや、お母さん同士の交流の場として使っていただきたい」と述べた。オープンと同時に約20組の親子が早速、利用開始。市への要望活動に携わった高橋聖子さん(28)は3歳の長男、10カ月の次男と訪れ、「思ったより広くて遊具もたくさん。遊びやすそうです」と喜んだ。

 市は遊戯場の運営を、パラボを運営する第三セクター「まちづくり北見」に委託する。費用は本年度当初予算で整備費800万円、委託費300万円。市子ども未来部は今後、愛称を募集する予定。利用は午前10時~午後4時で火曜休み。保育士資格を持つスタッフが常駐する。5階で催事がある場合は、スペースを縮小するか臨時閉鎖。